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【美容家の角栓除去】綿棒でとれない角栓 肌を傷つけずにとる方法はある?

角栓をきれいに除去して、詰まりにくい毛穴にするための角栓ケア法の情報はあふれています。ピンセットやオイル綿棒やパック、水洗顔・肌断食など…どれが正しいの?

本当に取れる正しい角栓対策をプロのエステティシャンがこっそりお教えします。


肌断食:肌の負担となり得るスキンケアをやめることで、肌を休ませて本来の健康な肌を取り戻すという美容法。

プロが「実はおすすめできない」角栓除去法とは?

プロが「実はおすすめできない」角栓除去法とは?

角栓とは自分で分泌した皮脂、メイク・スキンケア用品などの汚れと、本来あか(垢)となってはがれるべき古くなった角質が混ざり合って毛穴に詰まったもの。 ただの皮脂であればクレンジング剤や温かいタオル、スチームで取る事もできます。

しかし角栓の主成分は、タンパク質。無理に取ろうとすればお肌を傷つけるだけではなく、毛穴が広がり、皮膚は刺激から守ろうとさらに角栓を作りやすいお肌になってしまいます。

1)オイル×綿棒

1)オイル×綿棒

クレンジングではないホホバオイルやオリーブオイルを綿棒にしみこませて取るというのが一時期ネットで話題になりました。この方法は、皮脂のみには有効ですが、できてしまった角栓は取れません。綿棒で強くこするなど物理的な刺激を加えれば、肌の赤みや乾燥、敏感肌を招きます。さらに毛穴に残った油分が、新たな角栓の原因になることもあるのでおすすめできません。

2)医薬品軟膏でのパックなど本来の使い方ではないものでパックする

2)医薬品軟膏でのパックなど本来の使い方ではないものでパックする

こちらもネットなどで話題となっている医薬品軟膏でパックする方法ですが、大前提として医薬品は病気の治療や予防を行うもので、きれいになるために工夫して使うものではありません。使用上の注意を守る必要があります。

自己判断での使用は副作用を引き起こす可能性もあるので、自己流ケアはさけましょう。

3)水洗顔や肌断食

3)水洗顔や肌断食

角栓の原因は、余分な皮脂とお肌の代謝が遅れてできる古い角質。洗顔料を使わない水洗顔だと皮脂が取りきれず角栓をつくりやすくしてしまいます。また水洗顔もスキンケアを行わない肌断食もお肌の代謝を遅らせる可能性が高いのでおすすめできません。さらに肌断食は、保湿不足によって皮脂が余分に出てしまう可能性もあります。

4)はがすタイプの毛穴パック

4)はがすタイプの毛穴パック

はがすタイプの毛穴パックは、お肌に物理的な刺激が加わります。はがした直後はきれいになるのですが、アフターケアが十分でない場合など長期的な視点でみると、より角栓を作りやすいお肌にしてしまい、毛穴を広げる原因にもなることもあります。

5)ピンセットやコメドプッシャー、指で押し出す

5)ピンセットやコメドプッシャー、指で押し出す

ピンセットやコメドプッシャーや指のいずれも物理的な刺激が肌を傷つけたり、より角栓をつくりやすくしたりという可能性があるので避けた方が無難です。雑菌が入って炎症を起こす、毛穴が広がるなどのトラブルもありえます。角栓が取れる感覚は味わえますが、お肌への負担が大きくリスクの大きい方法です。

【5分でできる】美容家が教える、自宅で行える角栓ケア法

食生活を見直す

角栓除去のキーワードは肌を柔軟にすることと、角栓の主成分であるタンパク質を分解する作用のある化粧品を使うこと。そして何より角栓のできにくいお肌の状態をつくることが重要です。自宅でできる簡単ケアをご紹介しますので、クレンジング・洗顔をした状態で試してみてください。

  • 【用意するもの】
  • ・ホットタオル
  • ・酵素タイプの角質ケア剤「酵素洗顔料」「酵素洗顔パウダー」(ドラッグストアや通販などで買えます)

Step1:ホットタオルを作る。(約1分)

まず、フェイスタオルを水で濡らし軽く絞り、電子レンジで1分ほど加熱。ホットタオルをつくります。(※乾いたままのタオルは燃える可能性があり、危険です。)

Step2:お顔にタオルを乗せる。(約3分)

ホットタオルを顔にのせ、3分間放置しましょう。(※やけどには注意しましょう。)

Step3: 角質ケア剤で洗う。(約1分)

Step3: 角質ケア剤で洗う。(約1分)

・角質ケア剤を小さじ半分取り、水を加えペースト状に。

・顔全体に塗布し、小鼻のまわりやおでこ、あごなど角栓が詰まりやすい箇所を中心に1分程クルクルと優しくマッサージしてから洗い流します。

角質ケア剤の種類によるので分量や、洗い方・頻度は使用方法にしたがってください。酵素は熱を加えると活性化するので、スチームやお風呂場のシャワーの蒸気を利用するのもおすすめです。

エステサロンなどにも角栓ケアのコースがあり、古い角質を分解する酵素や酸の成分濃度が高い化粧品と特殊な機械やテクニックを使用しているため一時的な結果は出やすいです。
しかし日々のケアで余分な皮脂を取り除くことと、肌の代謝を正常にして古い角質を取ってあげる事ができれば角栓が生まれにくくなりますので、長い目でみると自宅でのケアがきれいな詰まりのない毛穴への近道です。

詰まりにくい毛穴を育てるスキンケア

詰まりにくい毛穴を育てるスキンケア

きれいに角栓を除去したら、今後は詰まりにくい毛穴をつくっていきましょう。
角栓予防の基本は規則正しい生活と正しいスキンケアです。過剰な皮脂分泌が起こらないよう、食生活や睡眠時間に気を配り、正常な肌代謝を促していきましょう。

スキンケアの際も摩擦や物理的な刺激は抑えて、やさしくハンドプレスするなどお肌の変化にすぐ気づけるケアが大切です。また化粧水なども自分の肌質にあったアイテムをチョイスし、しっかりと保湿することが最大の予防です。

特別なケアをする前に、日ごろのお手入れや生活を見直してツルスベ美肌を手に入れましょう。

  • ※1 年齢に応じたお手入れのこと
  • ※2 メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ

監修/永松 麻美
著書:シワとりパーフェクトブック、正しい知識がわかる美肌事典

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