大人のスキンケア教室 いつまでも若々しくみずみずしい肌でいたい・・・そんな大人のための今すぐ実践できるスキンケア&メイク方法をご紹介! 大人のスキンケア教室 いつまでも若々しくみずみずしい肌でいたい・・・そんな大人のための今すぐ実践できるスキンケア&メイク方法をご紹介!

※イメージ

ひどい乾燥肌の方は、化粧水や美容液・ジェル・クリームなどでしっかり保湿しても時間が経つとお肌がカサカサすることが悩みですよね。どうにかならないの?そんな悩みをお持ちのあなた!乾燥肌の対策方法は、スキンケアだけではありません。今回は美容研究家が乾燥肌の対策・予防方法をご紹介します。

繰り返す乾燥肌の原因とは

乾燥肌って冬だけの悩みと思われがちですが、実は年間を通じて乾燥肌に悩んでいる方もたくさんいらっしゃいます。そもそも、カサつきやツッパリを感じる乾燥肌は、なぜ起こるのでしょうか。
皮脂の分泌が低下すると、肌のバリア機能を保っている保湿因子や細胞間脂質が減少します。そうすると、水分が外に出て蒸発しやすくなり、角質の水分量が少なくなってしまうのです。バリア機能を保つ保湿因子が正常に働くためには正しい皮脂の分泌が欠かせません。皮脂の分泌を正常化するにはスキンケアだけでなく、体内からのアプローチも必要不可欠。体内の機能を元気にすることで、肌の乾燥が緩和されることもあるのでその方法をご紹介します。

食事と生活を見直す

「体内の機能を元気にする」というと「食事の改善」が思い浮かぶと思いますが、乾燥肌の対策方法は「食事の改善」だけではありません。実はちょっとした生活習慣を見直すだけでも効果がある場合があります。ここでは食事を含めた4つの生活習慣の見直しポイントについてお話しします。

1. 肌に潤いを与える食べ物を摂ろう

スキンケアでの保湿も大事ですが、肌の潤いを保ってくれる細胞を作りだすのは体内の役目。そこで、乾燥肌を対策するためにおすすめの食材や栄養素をご紹介します。

魚介類

魚介類には「不飽和脂肪酸」のひとつn-3系脂肪酸が豊富に含まれています。n-3系脂肪酸には、細胞や組織の変質を防ぐ働きがあるだけでなく、乾燥肌を改善してくれる働きが期待できるのです。特に「さば」や「さんま」は不飽和脂肪酸を多く含むので、積極的に食べましょう。また火をいれて食べるよりも、生のお刺身などで食べる方が栄養素を摂り込みやすいです。

ナッツ類

脂質はニキビができそうで、美容には良くないイメージがありますよね。しかし脂質は、肌にとって必要な皮脂を作るもとでもあり、美容に欠かせない栄養素なのです。大切なのは良質な脂質を摂ること。特に、空気の乾燥が原因の乾燥肌には「らっかせい」、また、肌を潤わせて若返らせる働きのある「アーモンド」がおすすめです。

乾燥肌の方におすすめのサプリ

食事を見直す際に、栄養サポートとしてぜひサプリメントもご検討ください。保湿成分のコラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸などを配合したアイテムを選びましょう。肌の生まれ変わりを助けるL-システインやビタミンC、Bなどと合わせて摂ると効果的です。

2. お風呂の温度を38℃~40℃に

熱めのお湯に入って長風呂すると肌に良い、なんてイメージをお持ちではないでしょうか。実は皮膚の潤いを保っている天然保湿因子や細胞間脂質は、42℃以上の熱いお湯につかると溶けて流れ出てしまいます。乾燥肌改善におすすめの入浴法は、40℃くらいのぬるめのお湯に15分ほど肩まで浸かる方法です。15分で温まるの?と思うかもしれませんが、しっかり温まります。血行が促進されると、肌に必要な栄養素が隅々まで運ばれるので、乾燥肌改善につながります。お風呂上りにはもちろん、保湿クリームでバリア機能を補ってください。

3. 適度な運動で血行促進を

乾燥肌の対策には、適度な運動により汗を流すことも効果的です。運動して汗をかくことで肌の水分量は増えますし、それに合わせて皮脂分泌も増えます。また、運動することで血行がよくなり、肌に必要な栄養も届きやすくなります。また、代謝が良くなり、ターンオーバーが正常になるのを助ける効果もあるので一石二鳥。運動をすることが難しい方は、徒歩で移動する際に「早歩き」にしましょう。5分歩くと息が切れて汗ばむくらいの運動量がおすすめです。

4. こまめな水分補給

体内の水分不足も肌乾燥の原因の一つです。人間の体の約70%が水分。この水分によって、私たちのお肌のハリや潤いは保たれているのです。水分不足にならないよう、1日1.5L~2Lの水分を、自分の好きなタイミングで飲むように心がけましょう。一度に飲む量はコップ約1杯分程度(200ml程)。だとすると、1.5Lを目標にした場合、およそ7~8杯分が1日の目安。朝起きてから夜寝るまでを16時間と想定した場合には、2時間に1回200mlの間隔で飲むことをおすすめします。なぜかというと、一度に大量の水を飲むと、胃液が薄まって、食事の際に消化不良を起こす可能性があるからです。ポイントは、こまめに分けて飲むことです。

乾燥肌の対策をするスキンケアとは?

乾燥肌の原因は間違ったスキンケアだった、なんてことも・・・。乾燥肌にやさしく、正しいスキンケアをお教えします。食事や生活を見直しつつ、ご自身のスキンケアも合わせて見直してみてください。

やさしいクレンジングを使う

オイルクレンジングは脱脂力が強いので、しっかりメイクの日だけ使って、ナチュラルメイクの日はクリームクレンジングやミルククレンジングを使うようにしましょう。

やり方は、クレンジングを適量より少し多めにとり、手のひらでこすり合わせてから、優しくメイクを浮かすイメージで落とします。すすぐときのお湯は、ぬるめの32~34℃を目安に、素早くすすぎましょう。クレンジング全体を1分以内に終わらせるのが理想です。

ぬるま湯で洗顔

洗顔は1日2回もしくは1回(夜だけ)にしましょう。たっぷりの泡で優しく転がすように洗い、必ず32~34℃のぬるま湯で素早くすすぎましょう。洗顔はすすぎも合わせて1分以内に終わらせてください。洗顔アイテムは保湿成分の「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」「セラミド」などが配合されているものを選びましょう。洗い流すものに保湿成分が配合されているのは意味がない、と思われがちですが、潤いを残してくれる効果があります。

  • ※1 保湿成分、エモリエント成分、洗浄整肌成分
  • ※2 保湿成分

化粧水もやさしく使う

クレンジング・洗顔が終わったら、いよいよ化粧水の出番です。わずか約0.02mmの角質層に吸収される化粧水の量には限りがあるので、必要以上に化粧水を与えたり叩いたりする必要はありません。乾燥肌の方はコットンより手のひらがおすすめ。手のひらに適量をとって、優しく肌に馴染ませましょう。しっかり化粧水が馴染むと、ハンドプレスしたときに肌が手に吸い付く感触があります。1回でそれを感じなかったら、少しずつ化粧水を足してみてください。また、洗顔後に素早く化粧水を馴染ませるのも、乾燥対策のコツです。

乾燥肌におすすめ!選ぶべき化粧水のタイプは?

細胞間脂質などを補う成分であるセラミドや、肌の潤いを保つ天然保湿因子を構成するアミノ酸は、肌のバリア機能を助けますので配合マストの成分です。また、角質層に潤いを与える成分として、ヒアルロン酸やコラーゲン、プロテオグリカンなど、保水力のある成分が入っている化粧水を選びましょう。

役割 成分
肌のバリア機能を助ける セラミド、アミノ酸(グリシン、セリン、ロイシン、リシン、アルギニン、チロシン、フェニルアラニンなど)
角質層を潤す コラーゲン、プロテオグリカン、ヒアルロン酸など

逆に、アルコールが多い化粧水は水分を蒸発させるため避けてください。化粧水を買う前に、必ずパッケージ裏の「全成分表示」を確認しましょう。原則として、有効成分を除いて配合量が多いもの順に書かれています。

クリーム・乳液はマストアイテム

乾燥肌の方は、必ず油分でふたをしましょう。おすすめの成分は、天然保湿因子に近いアミノ酸、皮脂膜の成分に近いスクワラン、細胞間脂質の成分に近いセラミドです。

意外と知らない、乾燥肌に注意が必要な保湿ケア

これから紹介する3つのポイントをチェックして、自分のスキンケアを思い出してください。もしかしたら、間違ったやり方で逆に悪化させている可能性もあるかもしれません。

長時間パック・シートマスクで肌を濡らす

手軽にしっかり保湿できるパックやシートマスクは、長時間やればやっただけ保湿されると思っていませんか?長時間パックをすると、かえって乾燥を招く可能性があるのです。水分は多いほうに移動する性質があるので、長時間パックをすると、肌にもともとあった水分までもがパックの方に持っていかれてしまうのです。パッケージに書かれている時間を守るようにしましょう。

化粧水をたっぷりバシャバシャつける

乾燥しているからと言って、必要以上に化粧水をバシャバシャ与えていませんか?潤いを保っている角質層で吸収できる水分の量は決まっているのです。ハンドプレスをして吸い付く感覚になったら、十分に化粧水が浸透した証拠なので、それ以上与える必要はありません。

乳液・クリームでふたをする

せっかく与えた潤いを蒸発させないために、油分でふたをすることはもちろん大切。しかし、BG,DPG,1-2ヘキサンジオールなど、多価アルコールが配合されている乳液やクリームには注意が必要です。なぜなら、外気が非常に乾燥している時には、かえってお肌に含んでいる水分を蒸発させ、保湿どころか乾燥を招いてしまうからです。なので、冬などの乾燥の激しいときは、乳液・クリームは先ほど紹介した「アミノ酸・セラミド・スクワラン」のほかにも「ヒアルロン酸・コラーゲン」の入ったものをおすすめします。

  • ※保湿成分

乾燥肌にしないために

※写真はイメージです。

乾燥肌は、いままで紹介した方法のほかにも、睡眠をしっかりとることや部屋の湿度を上げることなど、日常のちょっとした生活習慣でも改善できます。そのため、規則正しい生活・正しいスキンケア・バランスの良い食事を心がけましょうね。

乾燥知らずの素敵なお肌を手に入れましょう!

乾燥肌対策には、体の内側から地道にお手入れを行っていくのが一番です。スキンケアは、「シンプルに・こすらない・刺激しない」をモットーに、また、スキンケアと合わせて生活習慣も見直してみましょう。早い段階から、乾燥肌に対しての内・外のWケアを習慣化することで、乾燥肌とおさらばしましょう。

(ライター:濱田 文恵)