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初めてでも簡単にできる

ベランダガーデニングの始め方

2024.08.30

ウェルエイジングな暮らし

花のある暮らしを実践してみたいけれど、育てるのは難しそう……と思っていませんか?実は庭がなくても、ガーデニングは意外と簡単に始められるもの。今回は、誰でも気軽に始められるガーデニングについて、園芸店店長の堀田さんに伺いました。

ベランダガーデニングの始め方
教えてくれたのは堀田裕大さん
堀田裕大さん

東京八王子の園芸店 
Green Gallery Gardens
(グリーンギャラリーガーデンズ)店長。

初心者でも簡単に作れて、見応えのある寄せ植えの提案などが話題となっており、お店のYouTubeチャンネルでも活躍中。

育てる場所はどこがいい?

育てる場所はどこがいい?

鉢の置き場所は日当たりがよく、風通しのよい場所がベストですが、鉢に悪影響を与えない場所であれば、基本的にどこでも構いません。ただ、草木は熱風や強い風に弱く、また土がえぐられるような激しい雨水の当たる場所はNG。そのため、エアコンの室外機の風が直接当たったり、雨水が垂れてきたりする場所は避けましょう。

※マンションや地域のルールがある場合は、そのルールに従って楽しんでください。

育てる花はどう決める?

植える時期は花によって決まっているため、時期に合った花を選ぶのがポイント。さらに初心者の場合、すでにある程度育っている苗のほうが、種より育てやすいのでおすすめ。また暑さに強い花を選ぶと、夏も育てやすくなります。

苗を選ぶ際は、株がしっかりとしてイキイキとしたものを選びましょう。特にPW(ピーダブリュー)と呼ばれる苗は、世界基準でよりよい品質のためよく育ちます。反対に避けるべきは小さい苗。また大きすぎるものも要注意です。店頭に置かれた時間が長く、間延びしている可能性があります。

彩りがあざやかで見た目もかわいい

ジニア

ジニア

花の時期が長く、暑さにも強いため、夏場も手間をかけずに育てられる点が特徴。種も苗も入手がしやすく、手軽に始めやすい花です。

キャンドルのように見えて、存在感のある

セロシア(ノゲイトウ)

セロシア(ノゲイトウ)

7月~ 11月に見頃を迎えます。小さな花が集まった長い花穂が特徴で、暑さにも強く育てやすい品種です。

ドライフラワーとしても楽しめる

センニチコウ

センニチコウ

花の時期が半年ほどと長く、ドライフラワーに使われることも多い品種です。色の種類も豊富なので、ジニアと合わせて植えるのもおすすめです。

実際に植えてみよう

用意するものは?

  • 好きな花の苗(種)
  • 鉢底石
  • 培養土
  • じょうろ

※ひとつの鉢に3つ程度の苗が入ると華やかになるので、鉢は21㎝以上のサイズがおすすめ。

植え方

  1. 鉢の底から3㎝ほどを目安に鉢底石を敷く。小さな鉢に大きめの石を敷くと、株が浮くため注意。
  2. 苗の場合 ⇨ この後に苗が入ることを想定し、土を鉢の8分目程度まで入れる。
    種の場合 ⇨ 鉢の縁より2~3㎝下まで土を入れる。
    ※ウォータースペースを作ることで、水やりの目安になります。
  3. 苗の場合 ⇨ 植えたい場所に穴を掘り、苗を置いて土を被せてならす。寄せ植えで楽しむなら葉と葉が触れ合う程度の間隔で植えるのがおすすめ。
    種の場合 ⇨10㎝程度の間隔で、指で少し土に穴をつくり、種をまき、土をかける。育ってきたら間引きすることを前提に、ひとつの穴に3~5粒まく。
  4. 鉢に水が溜まる程度に水をやる。この時、鉢の下に受け皿を敷く場合は、根腐れを起こす原因になるため、水やり後に溜まった水は捨てる。
実際に植えてみよう
実際に植えてみよう

ウォータースペースのイメージ。このスペースがないと、
しっかり水が浸透しなくなり、水不足になってしまいます。

知っておきたい【ガーデニングQ&A】

Q.どんな土を選べばいい?

どんな土を選べばいい?

元肥入り培養土は肥料を追加せずそのまま使えるため、初心者におすすめ。野菜用や観葉植物用などの土もありますが、養分が多すぎたり、水はけがよすぎたりするなど、花を枯らす原因になるので、花用の培養土を使いましょう

Q.寄せ植えを綺麗に見せるポイントは?

寄せ植えを綺麗に見せるポイントは?

高さが異なる花を前後に置くのがポイント。高さのある花を後ろに、低めの花を前に植えるときれいに見えます。寄せ植えにするなら30cmの鉢に8株ほどがおすすめ。もし一つ一つ丁寧に育てて長持ちさせたいなら、1つの鉢に1株で育てましょう。

Q.お花の時期が終わったらどうしたらいい?

お花の時期が終わったらどうしたらいい?

今回ご紹介した花は一年草(1年で種をつけて終わる品種)なので、咲終わった花は抜き取り、土をよく落としてから処分しましょう。※土は一般ごみでは捨てられないため、自治体のルールを確認してください。

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