肌を想うように、心も想う。
コラリッチ オードトワレ5つの物語❸

甘酸っぱくフローラルな香りが心に明るさと自信をもたらす
福岡県在住・内丸香織さん(仮名・45歳)の場合

「40代の恋愛は、どんどんハードルが高くなる」という声が、多く聞かれます。自分の外見や体力の変化に臆病になり、既婚の友人たちから取り残されてしまったような気持ちで恋愛相談をすることもできない……。どうやって進展させればよいのか、という大人の恋愛悩み。今回は恋愛があきらめきれない40代独身女性のホンネをご紹介します。

01

こんな私に興味をもつ人なんていない……

20代の頃に思い描いていた40代の私は、それなりに"小ぎれい"を保ちながら、子どもふたりと夫の4人家族で温かな暮らしを送っていた。

でも、実際にたどり着いた場所には恋人の気配すらない。考えてみたら39歳でひとつの恋が終わり、あれから6年も恋人がいないんだ。恋愛に怯えた45歳なんかに、誰が魅力を感じてくれるのだろうか。

おひとりさま生活をスタートして40歳を迎えたときは、女性としても仕事人としても頑張らなければ!と、ピラティスに通いながら体型維持をし、2カ月に一度の美容院でヘアスタイルにもこだわった。友人たちの誘いには必ず足を運んで出会いの場を求めた。ただ、だんだんひとりに慣れてしまって、ピラティスをやめ、美容院の頻度はぐっと減った。家で韓流ドラマを見ながら好きなお酒を飲んでいるほうが楽しくなっていった。そうして自分の外見の変化にゾッとした現在。こんな私に誰が興味をもってくれるのだろう……。

焦り出した最近も、気を許せる仲間たちとの食事会で笑っていられるのはありがたい。でも、まわりはみんな結婚をした。会うと育児の悩みについての会話がほとんどだ。私には甥と姪がいるので、何となく想像をしながら「そうだよね。わかる、わかる」なんて、それなりに会話にはついていける。けれど、その場で自分ひとりが恋愛相談をすることはできなくなってしまった。女性が集まれば決まって恋愛話をするなんていうのは、30代までかもしれない。

そういえば、恋愛リアリティショーを見ながら自分の恋愛と照らし合わせてハラハラドキドキ、感情移入の連続だった20代。最近また流行りだしたその手の番組を見てはみたものの「そんなの若いうちだけだよ」なんてテレビに向かってツッコミながら、冷めた目で見ている自分がいた。自分の内面の変化にも怯えた現在。いよいよこんな私に誰も興味をもってくれないだろう。

02

45歳だって新しい恋愛はできるはず

とにかく何かしなければ!と、単純な私はまたピラティスを始めた。前の先生に連絡をし、朝8時から1時間のクラスを週1回申し込んだ。初日、ピラティス教室の扉を開くと、数年前とは少し違う空気を感じた。観葉植物が増え、そしてフワッと果実と花の香りが鼻に届く。変わらず美しい先生が「香織さんお久しぶりです。またご一緒できてうれしいです」と笑顔で迎えてくれて、そのフローラルな香りのなかで深呼吸した。

クラスを終えて扉を閉めた後に「来てよかった」と、少し大きな独り言が漏れた。まずは自分を受け入れることかもしれない。40代で急に体型を変えるなんて不可能に近いのは薄々感じていたけれど、気持ちよく生きていれば、笑顔の私を好きになってくれる人が現れるかもしれない。仕事の後、オレンジやリンゴ、そして白い小さな花を買い込みながら「やっぱり単純だな、私」と思った。そうだ、45歳だって新しい恋愛はできるはずだーー。

03

開発担当者(商品開発部・松永恵美)の声

フルーティーフローラルは、みずみずしい果実と花々が織りなす明るく優しい香りです。朝の身支度やお出かけ前のひとときに、お気に入りの香りを纏うことで、気分を切り替え日常を楽しむきっかけにしていただけたらと思います。

香織さんのように、もう一度、自分を信じて前に進みたいなと思って行動される方は、前向きでとても魅力的だと思います。

コラリッチ オードトワレの「フルーティーフローラル」は、ブラッドオレンジやレモン、アップルのフレッシュな香りに、ジャスミンとミュゲ、フィグの柔らかな香り、そしてホワイトムスクの包み込むような香りを重ねました。

誰かに見せるためではなく、自分自身が好きな香りを纏って日常を楽しんでほしいという思いで開発しました。目指したのは"新しい一日を自分らしく迎える"ときに寄り添う香りです。

日々のなかで気分を切り替えたいとき、「フルーティーフローラル」を纏うことが、小さな習慣のひとつになればと思います。

04

最後に

外見で好みやタイプを言うのは若い頃の話かもしれません。頑張って外見を整えることはとても素敵なことですが、まずは前向きに生きることが大事。内から滲み出る雰囲気を気に入ってくれ、そのままの自分を好きになってくれる人は 40 代になっても 50 代になってもいるはずです。まずはお気に入りの香りを見つけて、自分らしい毎日を楽しんでみませんか?フルーティーフローラルは、そんな日常に寄り添う香りなのです。

取材・文/
Sahoko Seki

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