夕方のかすみ目に!スマホ老眼改善ストレッチ&トレーニング

夕方になると視界がぼやけて老眼が進んだような気がする――。一時的なかすみ目は、スマホの画面など近くのものを長時間見続けたことによる、「スマホ老眼」が生じている可能性があります。目の筋肉が緊張状態になり、ものが見えづらくなっているのです。

目の疲れをすっきりさせるために取り入れたいのが、目の筋肉のストレッチ。セルフケアに取り入れて、目の健康を守りましょう。

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かすみ目・スマホ老眼の大きな原因は「ピント調節筋」のコリ

スマホやパソコンの画面を長時間見続けていると、ピントが合いにくくなって視界がぼやけることがあります。これを「スマホ老眼」と言います。一般的な「老眼」とは異なり、目の筋肉(毛様体筋)を酷使することにより起こります。

スマホ老眼の原因は「ピント調節」を担う毛様体筋のコリ

人の目の仕組みは、高性能のオートフォーカスカメラに例えられます。眼球の中央には、カメラのレンズに当たる「水晶体」があり、水晶体の前にある「虹彩」が絞りの役割となり、目に入ってくる光の量を調節しています。カメラはレンズを前後に動かすことでピントを合わせますが、目は水晶体の厚みを変えることで瞬時にピントを調節します。

近くを見るときは、水晶体の周りにある「毛様体筋」が緊張して水晶体が膨らみ、遠くを見るときは毛様体筋が弛緩して水晶体が薄くなります。そのため、スマホなどを使い続けていると、近くにピントを合わせる状態が続き、毛様体筋は力が入りっぱなしになります。遠くのものを見ようとしても水晶体の厚みを調節しにくくなり、ぼやけて見えます。さらに筋肉疲労が進むと近くのものも見えにくくなることから、これらの状態を「スマホ老眼」と呼びます。

一方、加齢によって生じる「老眼」は主に水晶体そのものが硬くなることによって、ピントが合いにくくなるものです。一時的な「スマホ老眼」とは異なりますが、ただでさえ近くのものが見えにくい状態でスマホを凝視していると、毛様体筋はいっそう疲弊します。

02

毛様体筋をほぐす!簡単「遠近ストレッチ」のやり方

スポーツ後は収縮した筋肉をほぐすためにストレッチを行いますが、使い続けた目の筋肉も同様に、ストレッチをすることが大切です。

「毛様体筋」を緩める遠近ストレッチ

近くのものと遠くのものを交互に見ることで、毛様体筋を緩めます。

1:近くを見る

目の高さに親指を立てて、指先を見る。目から親指までの距離は30cm以内にします。

2:遠くを見る

部屋の少し離れた場所(2〜3m以上先)のカレンダーや遠くの景色を見ます。数秒ずつ見続けることを5回程度繰り返しましょう。

「外眼筋」を鍛える眼球ストレッチ

小さな画面を凝視していると、眼球を動かす「外眼筋」が衰えやすくなります。顔を正面に向けたまま上下左右に眼球を動かし、偏った筋肉のバランスを整えましょう。

1:眼球を上下に動かす

顔の正面に、親指を立てた腕を伸ばします。腕をゆっくり上げ、親指を目だけで追います。無理なく見えるところまで上げたら、腕をゆっくり正面の位置まで戻し、続けて下へ動かします。同じように親指を目だけで追いましょう。

2:眼球を左右に動かす

顔の正面に、親指を立てた右腕をまっすぐに伸ばします。腕をゆっくり右に開き、親指を目だけで追います。無理なく見えるところまで動かしたら、腕をゆっくり正面の位置まで戻し、左も同じように行います。各10回程度繰り返しましょう。

よくある失敗例「目を凝らして無理やり見ようとする」

遠近ストレッチで、遠くのものをよく見ようとして目を凝らすと、毛様体筋が緊張してしまいます。ピントが合わなくても構いません。リラックスして行いましょう。

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アイテムを活用して「ピント調節筋」を休ませるには

ストレッチに加え、アイケアアイテムを併用することで効率よく目の筋肉を労ることができます。

便利な機能がついたアイマスクや目薬も

ホットアイマスク

目元を温めることで血流を促して、目の筋肉の緊張を緩めます。リラックスアイテムとして就寝時に装着するのもおすすめです。

ピンホールアイマスク

たくさんの小さな穴が空いているアイマスク。穴を通して見ることでピントが合いやすくなります。温熱タイプなら、アイマスクで目元を温めながらデスクワークなどをすることも可能です。忙しいときのリフレッシュに。

目薬

目の悩みに合わせて、各メーカーから種類豊富にラインアップされている目薬。スマホやパソコン利用による目の疲れやピント調節機能に着目した商品も発売されています。

手軽にアイケアできるグッズは、他にもさまざま。もっと知りたい方は、以下の特集記事もチェックしてみてください。

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目のストレッチとスマホ老眼に関するよくある質問

目のストレッチは一般的な「老眼」にも効く?

老眼は加齢により水晶体が柔軟性を失い、ピント調節機能が低下するために起こります。目のストレッチで治すことはできません。ただ、ストレッチ自体は毛様体筋の疲労改善をサポートします。目の疲れをためないためにも習慣にするのがおすすめです。

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自覚しにくい目の筋肉のこり。意識してケアを

目のピント調節を担う毛様体筋のこりは、自覚しにくいものです。スマホやパソコンを見る時間が長くなりがちな現代では、知らず知らずのうちに目を酷使していることも。目のストレッチをする余裕がないときは、遠くのものを見るだけでも構いません。日常の中で目を休ませる時間をつくりましょう。

手軽にアイケアができるアイテムは以下の特集記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

引用リスト

  • 標準眼科学(医学書院)
  • デジタル眼精疲労の対処法(枻出版)
  • 10秒で疲れがとれる奇跡の目元ほぐし(主婦の友社)
  • 目を温めると身体が自然によみがえる!(サンクチュアリ出版)
  • Dr.クロワッサン 目が甦る7つの習慣(マガジンハウス)

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