年齢と共に「目元のシワ」が気になり始めている方も多いのではないでしょうか。この記事では、目元のシワ改善を目指したい方に向けて、今すぐ実践できることをまとめました。目元にシワができる原因やスキンケア商品の選び方、見直したいNG習慣についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
記事の監修者
エステティシャン
小安那奈
治験薬の開発や化粧品臨床試験を行う会社で秘書を務めた後、自らの肌荒れに悩み、エステティックスクールで美容・健康について学ぶ。その後、エステサロンをオープンし、現在は「SkinSalonBlissful」のオーナーとして、エステ施術を行う傍ら、人材育成や化粧品開発、美容コンサルティングなど、多岐にわたって活躍する。
保有資格:「日本エステティック協会認定エステティシャン」「一般社団日本美腸協会美腸アドバイザー」「ハーモニックファスティング認定カウンセラー」「NY本草自然療法医Dr小林健認定量子波マスターヒーラー」「健康管理一般指導員」「文部科学省後援健康能力検定1級」「Timewaver セラピスト」
著書:『肌美人』が愛して続ける30のこと
目元にシワができる原因とは
目元のシワ改善に向けた対策を知る前に、まずは目元にシワができる原因を知りましょう。以下の5つは、目元にシワができやすくなる主な原因として考えられるものです。
目元にシワができる原因
目元の皮膚は、デリケートな顔の中でも極めて薄い部分で、約0.5〜0.6mmと卵の薄皮くらいしかありません。そのため、上記で挙げた乾燥や紫外線ダメージ、摩擦刺激などが原因になり、目元にシワができやすくなります。
原因① 肌の乾燥
目元にシワができやすくなる1つ目の原因は、肌の乾燥です。目元の皮膚は極めて薄いため保湿力が弱く、さらに皮脂腺も少ないという特徴があります。そのため、必要な水分や油分が奪われやすく、肌のハリが失われて乾燥小ジワ(ちりめんじわ)ができやすくなります。
原因② 紫外線ダメージ
目元にシワができやすくなる2つ目の原因は、蓄積された紫外線ダメージです。
紫外線には、主に2種類の波長があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
UV-A(紫外線A波) | シワ・たるみの原因となる波長 |
UV-B(紫外線B波) | シミの原因となる波長 |
上記のうち、「UV-A(紫外線A波)」の波長は長く、雲やガラスなどを突き抜けて皮膚の真皮層まで届きます。そこから、「コラーゲン」や「エラスチン」などの肌組織が破壊されることで、シワやたるみの原因につながります。
原因③ 摩擦などの物理的刺激
目元にシワができる3つ目の原因として、摩擦などの物理的刺激が考えられます。例えば、アイメイクを強くこすって落としたり、顔をタオルで激しく拭いたり、目元がかゆいときに擦ったりすることは、すべて肌に刺激を与える行動につながります。
また、マスクを着用する際にワイヤーで肌を圧迫しすぎてしまうと、皮膚を押し上げ、目元にシワができてしまうこともあります。
このように、薄い目元の皮膚に摩擦や物理的刺激が加わることで、肌のうるおいが失われたり、キメが乱れたりして、シワができやすくなるのです。
原因④ 眼精疲労
目元にシワができる4つ目の原因は、眼精疲労です。スマートフォンやパソコンは毎日の生活に欠かせない存在ですが、これらを長時間使用すると、目の周りの血行不良を引き起こしてしまいます。
その結果、老廃物が排出されにくくなって肌の栄養や水分が不足し、肌のハリが低下して目元にシワができやすくなるのです。また目を酷使すると瞬きの回数が減り、眼輪筋(目元の筋肉)が硬くなり、シワやたるみの原因につながることも考えられます。
原因⑤ 加齢による影響
目元にシワができる5つ目の原因は、加齢による影響です。以下の表は、20代・30代・40代・50代それぞれの段階での、加齢による肌の変化とシワ・たるみの状態ついてまとめたものです(※)。
年代 | 特徴・傾向 |
---|---|
20代 |
コラーゲンの生成力が高い (シワやたるみの悩みはほとんどなし) |
30代 |
加齢によるコラーゲンの生成力が低下し始める (シワやたるみなどの悩みが増え始める) |
40代 |
加齢によりコラーゲンが減少 (シワやたるみが目立ち始める) |
50代 |
更年期の影響でホルモンバランスが乱れ始め、 肌の調子が不安定になる (深いシワやたるみが目立ち始める) |
ここに、上記で挙げた乾燥や紫外線ダメージ、物理的刺激、眼精疲労などが加わり、加齢による肌のハリや弾力の低下を加速させてしまいます。
年齢を重ねるにつれ、肌のハリや弾力の元となる「コラーゲン」や「エラスチン」の生成量は減少します。さらに「眼輪筋」と呼ばれる目元の筋肉が硬くなってしまいます。
その結果、肌がたるみやすくなってしまい、デリケートな目元にシワができやすくなってしまうのです。
(※)年代別の特徴は個人の状況によっても異なるため、あくまで目安となります。
目元のシワは改善できる?今から実践できること3つ
目元のシワ改善に向けて、今から実践できることは3つあります。
方法 | おすすめ年代 |
---|---|
シワ改善効果のある商品でケアする | 20~50代 |
目元を マッサージする |
20~50代 |
メイクを工夫してみる | 30~40代メイン |
それでは、具体的にどのような方法なのかを確認していきましょう。
方法① シワ改善効果のある商品でケアする
シワ改善効果のある成分を配合した「医薬部外品」で肌を保湿すると、目元のシワ改善につながります。近年は、シワ改善効果のある化粧品が多く発売されているので、自分に合ったアイテムを取り入れましょう。
例えば…
なお、スキンケアで目元のシワ改善を目指す場合、効果を実感するまでに一定の時間がかかります。しかし、毎日コツコツお手入れすることで、目元のシワ改善を実感できる可能性があります。
また、シワ改善に関わらず、美肌を保つには自分に合ったアイテム選びと年齢に応じたケアが大切です。
以下で記載している、スキンケア商品の正しい使い方を知っておきましょう。
アイテム | 意識ポイント |
---|---|
化粧水 | 手のひらで化粧水を温めて、肌にたっぷり水分補給をするように優しく肌に馴染ませる(ハンドプレスして吸い付く感覚になったらOK) |
アイ クリーム |
米粒大のアイクリームを薬指に取り、 目頭から目尻にかけて優しくトントンと塗布する。目元の肌は敏感であるため、刺激を与えないように、力が入りにくい薬指を使用することがポイント。 |
乳液・ クリーム |
両頬・おでこ・鼻・あごに乗せ、顔の内側から外側に向けて、顔全体にまんべんなく伸ばす |
フェイスシート (パック) |
週1~2回程度、お風呂上がりの血行が良くなった状態で使用する。ピッタリと肌に密着させる。 |
また、それぞれのアイテムを塗った後は、肌に馴染むまで待ってから次のアイテムを使用することが大切です。
早速おすすめのスキンケア商品を見たい方は、こちらをご覧ください。
また、保湿方法について、詳しくは、「正しい保湿方法【完全版】 化粧水〜クリームまで」をご覧ください。
【年代別】スキンケアで目元を保湿する際に意識するポイント
年代別で意識したいスキンケアのポイントは以下のとおりです。
年代 | 意識ポイント |
---|---|
20代 | まだ悩みが表面化していない段階であるため、とにかく保湿をまめに行うことを習慣づける |
30代 | コラーゲンの生成が低下し始める段階。肌にハリを与える成分が配合されたアイテムを使用する |
40代 | 20代・30代と比較して肌の水分量が減り、本格的な老化が進行するため、高保湿成分が配合されたアイテムを使用する |
50代 | 更年期の影響でホルモンバランスが乱れ、肌の調子が不安定になりやすいため、肌への負担が少なく、保湿効果が高いアイテムを使用する |
方法② 目元をマッサージする
次に、目元をマッサージすることも、目元のシワ改善に向けて実践できる方法の一つです。目元のマッサージをして血行が促進されれば、眼精疲労による血行不良や眼輪筋の衰えの改善を目指すことができます。
マッサージの手順
目元のマッサージは、スキンケアの最後の工程で行うのがおすすめです。お風呂の後にホットアイマスクをして血行促進をしてから、いつものスキンケア商品を使って、マッサージをしても良いでしょう。
方法③ メイクを工夫してみる
今すぐ目元のシワをカバーし、きれいに見せたいなら、メイクでカバーする方法もあります。
例えば…
目元のシワを隠したいからといって、コンシーラーやファンデーションを厚塗りすると、シワに入り込んでヒビ割れし、逆にシワが目立ってしまうため避けましょう。薄付きでもカバー力のあるファンデーションを選べば、ヒビ割れすることなく、シワが目立たないベースメイクに仕上がります。ただし、すべてのシワがメイクで隠れるわけではなく、根本的な原因の改善にはつながらないため、ご注意ください。
なお、おすすめのベースメイク法について、詳しくは【-10歳】簡単若返りメイク法の教科書(保存版)」や「コンシーラーの順番はいつ?大人のための順番・使い方・部位別まとめ」をご覧ください。
目元のメイクに使える!
おすすめアイテム紹介
【医薬部外品】コラリッチ
リンクルホワイトBBクリーム
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気になるシワ・シミを
しっかりカバーしながら
シワ改善を叶える
目元のシワがどうしても気になるなら、医療クリニックで美容治療を受けることも一つの手
スキンケアやマッサージなどの方法を試してみたものの、目元の深いシワが気になる40代や50代の方は、医療クリニックで美容治療を受けることも検討してみると良いでしょう。
目元のシワの美容治療といえば、注入治療(ボトックスやヒアルロン酸の注射)や照射治療(レーザーやエレクトロポレーション)など、さまざまな方法があります。
なお、美容治療は即効性があるものの、自宅で行うスキンケアやマッサージよりも費用が高い上、何度も施術を繰り返す必要があったり、ダウンタイムが必要になったりするメニューもあります。メリット・デメリットを比較した上で検討しましょう。
【結論】目元のシワ改善を目指すなら日頃のスキンケアが大切
目元のシワ改善を目指すためにできることとして、マッサージして血行を促進したり、シワを極力目立たなくさせるメイクをしたりなど、さまざまな方法を紹介しました。
しかし、いずれの方法を実践するにせよ、日頃のスキンケアが最も大切です。シワ改善効果のあるアイテムを使用し、理想の肌を目指しましょう。
監修者コメント
私たちの肌は、「バリア機能」という働きを持っています。これは、肌の水分と汗を利用し、肌にベールを作って守る「天然のモイスト」のようなものです。しかし、このバリア機能自体が、年齢とともに減ってきてしまうため、スキンケアによる保湿が必須になります。スキンケアでは、肌に必要な成分をしっかり浸透させて逃がさないようにし、さらに油分で守ることが大切です。その結果、肌の潤いが保たれ、健やかな美しい肌を実現することができます。
知っておきたい「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」の違いについて
スキンケア商品を選ぶとき、商品パッケージに「医薬部外品」や「薬用」と記載されていることがありますが、詳しい意味を知らない方も多いのではないでしょうか。
一般的なスキンケア商品は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(通称:薬機法)」によって、「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」に分類されており、それぞれ以下のような違いがあります。
分類 | 特徴 |
---|---|
化粧品 | 「美容・健やかに保つ」が目的、医薬部外品よりも作用が緩和 |
医薬部外品 (薬用化粧品) |
・医薬品と化粧品の間に位置し、医薬品に比べて作用が穏やかなもの ・薬用化粧品は化粧品としての効果に加えて美白やデオドラント等の効果を持つ有効成分が配合されている |
医薬品 | 「治療」が目的、医師の処方箋や薬剤師からの説明が必要なものと、一般の人が自らの判断で使用することができるものに分けられている |
違いを把握した上で、自分の悩みや目的に合うスキンケア商品を選びましょう。
目元のシワ改善に向けたスキンケア商品の選び方
目元のシワ改善に向けたスキンケア商品はたくさんあるため、自分に合う商品の選び方に悩む方も多いでしょう。スキンケア商品を選ぶ際は、以下のポイントに着目することがおすすめです。
それぞれのポイントについて、詳しく説明していきます。
選び方① 配合されている成分をチェックする
まず、スキンケア商品に配合されている成分をチェックしましょう。スキンケア商品を選ぶ際は、シワ改善の効果・効能が認められ有効成分が配合されている「医薬部外品(薬用化粧品)」がおすすめです。
例えば、シワ改善の効果効能が認められている有効成分の一つとして、「ナイアシンアミド」があります。
ナイアシンアミドとは
肌のコラーゲン生成を促進して、ハリをアップさせることにより、シワを改善する効果・効能が認められた有効成分
ナイアシンアミドは「シワを改善する効果」だけではなく、「美白・シミ予防効果」も認められています。
監修者コメント
ナイアシンアミドは、私たちの健やかな肌の維持に深く関わる成分です。肌の水分蒸発を防ぎ、バリア機能や保湿力を高める働きがあります。さらに、シワの原因にもなる、加齢による「コラーゲン」と「エラスチン」の減少を抑え、これら成分の合成を促進するとも言われています。そのため、ナイアシンアミドは、目元の乾燥や弾力の低下した肌に、積極的に使いたい成分の1つです。食品としても摂れますが、直接肌から取り入れたい成分でもあります。
選び方② なるべく刺激が少ないものを選ぶ
目元はデリケートな部分であるため、なるべく刺激が少ないスキンケア商品を選びましょう。例えば、「無香料」「無着色」「無鉱物油」「防腐剤無添加」などと記載されている商品が該当します。また、日頃から肌荒れしやすい方は、「アレルギーテスト済」「スティンギングテスト済」など、刺激性についての試験をした商品を選ぶと良いです。
実際に使用する前に、ご自身の肌でパッチテストを行うことも検討しましょう。
監修者コメント
化粧品の成分には、人によって刺激を強く感じるものもあります。そのため、自分の肌に合う化粧品を使うことが大切です。刺激の強い化粧品は、肌トラブルや老け肌の原因を招いてしまうこともあります。毎日使うものだからこそ、刺激が少なく、継続的に使える製品を選びましょう。
選び方③ 使用感を確認する
最後に、スキンケア商品の使用感を確認することも、選び方のポイントとして大切です。スキンケア商品は毎日・朝晩の2回、一定期間は継続して使用するため、自分の好みに合った商品を選ぶことをおすすめします。例えば、テクスチャー(しっとり・さらっと・かため)や、パッケージタイプ(チューブ型・ジャー容器形など)などを確認しましょう。また、なるべく目元に摩擦や刺激を与えないように、スキンケア商品の伸びの良さにも注目すると良いです。
目元のシワ改善にアプローチ!おすすめクリームを紹介
ここからは、目元のシワ改善を目指したい方におすすめの「スキンケア商品」をご紹介します。
【医薬部外品】コラリッチ リンクルホワイトスポットクリーム
日本初※1!高浸透※2リンクルホワイト処方!
ピンポイントでシワ改善&シミ予防ができる
薬用部分用クリーム
※1 三相球状ラメラ配合かつ、有効成分ナイアシンアミド配合かつ、3種の和漢植物成分(ボタンエキス、ユリエキス、シャクヤクエキス)配合の薬用部分用クリーム ※2 角質層まで
「コラリッチ リンクルホワイトスポットクリーム」は、ピンポイントで目元のシワ改善を目指したい方におすすめの、医薬部外品の薬用部分用クリームです。
有効成分「ナイアシンアミド」が配合されており、深いシワ・小ジワの改善へと導いてくれます。
肌表面と同じく、水分と油分が結合した「三相球状ラメラ構造」で処方されているため、以下の美容成分が蒸発しにくく、うるおいを長く与えるよう働きかけてくれます。
3種のコラーゲン |
・ スプリングコラーゲン ・ モイストコラーゲン ・ シルキースムースコラーゲン |
---|---|
3種の 和漢植物エキス |
・ シャクヤクエキス ・ ボタンエキス ・ ユリエキス |
6種の 美容成分 |
・ チンピエキス ・ ユズセラミド ・ コエンザイムQ10(ユビデカレノン) ・ ヘスペリジン ・ 持続型VC誘導体(3-O-エチルアスコルビン酸) ・ 加水分解シルク液 |
※すべて保湿成分
【医薬部外品】コラリッチ
リンクルホワイトジェル
これ1つでシワ改善・シミ予防が叶う!
ハリと輝きあふれる美白※で肌に自信を
(※)メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ
「コラリッチ リンクルホワイトジェル」は、年齢ジワの改善を目指したい人におすすめの、医薬部外品のオールインワンジェルです。
こちらも、有効成分「ナイアシンアミド」が配合されており、コラーゲン生成を促進して、今ある年齢ジワを改善へと導いてくれます。
さらに「コラリッチ リンクルホワイトジェル」は、ヒトの肌表面と同じ「ラメラ構造」の成分が配合されています。
肌なじみが良いだけではなく、以下のこだわりの美容成分が効率よく角質層まで浸透して、長時間うるおいをキープしてくれます。
3種のコラーゲン |
・ シルキースムースコラーゲン ・ スプリングコラーゲン ・ モイストコラーゲン |
---|---|
3種の美容オイル |
・ ホホバ油 ・ シュガースクワラン ・ マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル |
6種の 美容成分 |
・ シャクヤクエキス ・ ボタンエキス ・ ユリエキス ・ ローヤルゼリー発酵液 ・ アロエエキス(2) ・ グルコシルヘスペリジン |
※すべて保湿成分
目元のシワ改善に向けてNG習慣を見直そう
目元のシワ改善に向けて、スキンケアやマッサージなどを始めても、NG習慣を続けていては意味がありません。以下で紹介するNG習慣を見直しつつ、日頃から目元のシワ予防・改善を目指しましょう。
それぞれ、詳しく説明します。
NG習慣① 紫外線を浴びる
まず、見直すべき一つ目のNG習慣は、紫外線を直接浴びることです。紫外線と聞くと、夏の日焼けをイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、シワやたるみの原因の一つとなる波長「UV-A」は、季節を問わず、天気の良い日だけでなく、曇りや雨の日でも降り注いでいます。
さらに、ガラスも突き抜けるため、室内にいても浴びてしまう可能性があります。そのため、夏でなくても、毎朝のスキンケア後に、日焼け止めやUVケアができる化粧下地を使ったり、帽子やサングラスを取り入れたりして、365日徹底した紫外線対策を行いましょう。
紫外線対策について、詳しくは「老化の元凶!紫外線対策にはこの5つ!」をご覧ください。
NG習慣② 目元に摩擦を与える
次に、クレンジングでメイクをゴシゴシ拭き取ったり、タオルでゴシゴシ顔を拭いたりして、目元に摩擦を与えることもNG習慣の一つです。クレンジングは、オイルタイプやジェルタイプを選び、目元に刺激を与えないよう、指先で優しく洗い落としましょう。特に、美容成分や保湿成分が配合されたクレンジングであれば、メイク汚れをしっかり落としながらも、うるおい肌へと導いてくれます。
コラリッチ モイスト
アップクレンジング
コラーゲン※配合、
お肌をいたわるオイルタイプのメイク落とし
(※)保湿成分
NG習慣③ 長時間スマートフォンやパソコンを見続ける
長時間スマートフォンやパソコンを見続けることも、控えましょう。本記事の冒頭でも紹介したとおり、スマートフォンやパソコンを長時間使用すると、眼精疲労の原因となり、目の周りの血流が悪化してしまいます。
仕事や趣味などでどうしても長時間スマートフォンやパソコンを使用する方は、目元のマッサージを行ったり、ホットアイマスクを使ったりして、日頃から血行不良を改善するよう心がけましょう。
NG習慣④ 不規則な食生活を続ける
最後に、不規則な食生活を続けることも、NG習慣の一つとして見直しましょう。
例えば、以下のような成分は適量を摂取する分には問題ありませんが、摂取しすぎるとシワができる原因につながることもあります。
成分 | 注意すべき理由と 代表的な食べ物 |
---|---|
アルコール | コラーゲンやエラスチンなどの代謝を抑制するコルチゾールが分泌されやすくなる(例:お酒全般) |
脂質 | 体内で脂肪分が酸化し、抗酸化物質の消費を促進する(例:揚げ物、脂身が多い肉類等) |
糖質 | 体内でコラーゲンと糖が結びつく糖化が起こり、糖化生成物が蓄積される(例:炭水化物、甘いお菓子、ジュース等) |
反対に、シワの予防に向けて、積極的に摂取したい成分は、以下のとおりです。
成分 | 摂取すべき理由と 代表的な食べ物 |
---|---|
タンパク質 | 消化・吸収された後にコラーゲンなどに再合成される(例:肉・魚・卵・大豆製品など) |
鉄分 | コラーゲン生成に必要(例:レバー、赤貝、牛肉、納豆) |
ビタミンC | コラーゲン生成に必要で、老化の原因となる活性酸素を抑制する作用あり(例:いちご、キウイ、ブロッコリー等) |
オメガ3 脂肪酸 |
コラーゲンやエラスチンの生成に必要な良質脂肪(例:鮭、マグロ、イワシ等) |
これらの成分を、バランスよく食べることが大切です。なお、ビタミンとミネラルについて、詳しくは「ビタミン不足は危険?上手なビタミンの摂り方」や「ミネラルって必要なの?不足しやすいミネラルとは」をご覧ください。
まとめ
目元のシワ改善を目指すためには、毎日のスキンケアが重要です。もちろん、日頃から目元のシワを予防するために、徹底した紫外線対策はもちろん、眼精疲労の解消や不規則な食生活の改善を行うことも大切です。
なお、目元のシワ改善を目指すためのスキンケア商品として、「コラリッチ リンクルホワイトスポットクリーム」をおすすめします。コラリッチ リンクルホワイトスポットクリームは、有効成分ナイアシンアミドが配合されており、深いシワ・小ジワの改善へと導いてくれます。
目元のシワ改善を目指したい方は、ぜひ一度お試しください。
監修者コメント
私たちが普段、肌として認識しているのは「表皮」と呼ばれるものです。表皮の厚さは平均約2ミリですが、目元部分は約0.6mmとさらに薄くなります。目元部分の表皮はとにかく薄いので、乾燥しやすく、外部からの刺激も受けやすいです。そのため、眼精疲労や、加齢による変化も顕著に現れます。いつまでも若々しい印象を保ちたいのであれば、基本のスキンケアに追加して、目元のケアが必要不可欠と言えるでしょう。