服の汗染みやにおいを防ぐには?女性の「脇汗対策」と日中のケア習慣

蒸れやすく、においが気になる脇汗。薄着になる季節は衣類への汗染みも気がかりです。さらに脇汗は暑さだけではなくストレスや緊張によっても出るため、季節を問わず対策が必要になることも。
脇汗対策は、外出前の「予防ケア」と、汗をかいた後の「リセットケア」の2段構えが大切です。お出かけ中も不安なく、心地よく過ごすために、ライフスタイルに合ったケアを取り入れていきましょう。

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なぜ脇汗は出るの?知っておきたい「2つの原因」

脇汗の種類には体の冷却に関わる「温熱性発汗」のほかに、精神的ストレスによって起こる発汗があります。それぞれの違いを知りましょう。

温熱性発汗と精神的な発汗の違い

汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。エクリン腺が全身に分布しているのに対し、アポクリン腺は脇や乳輪周辺、陰部、外耳道などに集中しています。アポクリン腺の数や大きさには遺伝的な要因による個人差があり、分泌が活発な場合、脇のにおいが気になりやすくなることがあります。

さらに汗腺は交感神経とつながっています。汗には体温を一定に保つ役割があり、体温が上昇すると体を冷却するために汗の量を増やします。これを「温熱性発汗」といい、汗はエクリン腺から分泌されます。ホルモンバランスの変化によって多量の発汗が起こることがありますが、これも温熱性発汗の一種です。

一方、精神的なストレスを感じたときは、エクリン腺だけでなくアポクリン腺からも汗が出ます。ストレスによって交感神経が活発になると、アポクリン腺の周囲にある筋細胞が収縮して汗が絞り出されるためで、量はとても少ないです。

アポクリン腺の汗は乳白色で粘性があり、脂質やタンパク質などを含んでいるのが特徴です。汗そのものは無臭ですが、皮膚の常在菌によって分解されると独特のにおいを発します。

なお、何かに強く精神集中すると汗は抑制されるといわれています。個人差や状況にもよりますが、例えば計算に集中している間は一時的に汗がひく、ということがあるようです。

なぜ服に脇汗が染みて黄ばむのか?

アポクリン腺の汗にはタンパク質や脂質のほかに、鉄も含まれているため、汗が乾いたあとに汗染みとなって残ることがあります。気になる場合は、服につかないように対策しましょう。

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脇汗が服につかない方法!パッド・インナーの正しい使い方

汗染み対策に便利なのが「脇汗パッド」や「汗取りパッド付きインナー」です。上手な使い方を紹介します。

ズレない「脇汗パッド」の正しい貼り方

脇汗パッドは衣服に貼るタイプと脇に直接貼るシートタイプがあります。衣服に貼る場合は、汗が前方に流れやすいため、脇の中心より前寄りにつけるのがコツです。パッドのずれが気になる場合は、直貼りシートがおすすめ。敏感肌向けの商品もありますが、肌に合うか確認してから使用しましょう。また汗が多いとはがれやすくなるので、予備があると安心です。

快適に過ごせる「汗取りパッド付きインナー」の活用

汗取りパッドと一体化したインナーを着用するのも方法です。吸水性が高く、速乾性に優れた素材のものがおすすめ。キャミソール、タンクトップ、半袖タイプの他、暑い時期に便利な胸下丈のボレロタイプもあります。

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オフィスで安心!出かける前と日中の「におい対策」ケア習慣

脇汗対策は外出前の「予防ケア」と汗が出たあとの「リセットケア」が大切です。脇はたくさん汗をかくイメージがありますが、実は全身で最も汗の量が少ない部位です。一方でアポクリン腺が多く存在するため、においが気になることもあります。デオドラントアイテムを活用して対策しましょう。

朝の着替え時の「予防ケア」

においが気になる前に、デオドラントアイテムでケアしておきましょう。汗をかく前に使用することで、より快適に過ごしやすくなるといわれているため、外出前に塗るのがポイントです。一般的には、スプレータイプよりもロールオンタイプやクリームタイプのほうが、密着感が高く長時間のケアに向いているとされています。

オフィスでの「隙間時間」リセット

日中、汗が気になったらウェットシートやデオドラントシートで拭き取りましょう。抗菌・防臭効果が期待できる銀イオン(Ag+)配合をうたった製品もあります。また乾いたハンカチやタオルでは、においの原因物質を十分に拭き取れないことがあります。水で濡らして絞ったものを使うのがおすすめです。

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脇汗・におい対策Q&A

脇汗や脇汗のにおいに関するよくある疑問に答えます。

色の薄いシャツやグレーの服を着る時の対策は?

汗取りパッドを使用しつつ、できるだけ吸湿性、速乾性、通気性、抗菌・防臭に優れた素材を選ぶといいでしょう。汗をかくことを前提として開発されたアウトドアブランドのウエアには、機能性の高いアイテムがそろっているのでチェックしてみても。夏場であれば、シアー素材も汗が目立ちにくく、涼しく着られます。またドルマンスリーブやオーバーサイズのシャツなど脇に生地が触れにくいデザインもおすすめです。

ワキガじゃないのに脇汗のにおいが気になる

脇は汗が蒸発しにくく、暑いときだけでなく、ストレスを感じたときにも発汗しやすい部位です。さらに衣類で覆われているため、高温多湿になりやすくなっています。汗そのものは無臭ですが、放置すると皮膚の常在菌が汗や皮脂を分解し、においの原因となる物質を発生させます。脇汗が気になったら、ウェットシートなどで拭き取り、清潔な状態を保ちましょう。

そんなに暑くないのに脇汗をかくのはなぜ?

人間の体は体温が上昇すると汗をかき、その蒸発によって体温を一定に保ちます。ただし脇については例外的に、正常な体温でも汗をかき始めるという特徴があります。環境温度でいえば24~28℃くらいで汗が出始める一方、その後、体温が上昇しても急激に汗が増えることはありません。

また脇汗はストレスの影響を受けやすいため、秋や冬でも満員電車に乗ったり、人前で話したりすると出てくることがあります。気になる場合は、外出前の制汗剤などで対策しましょう。

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まとめ

脇汗の悩みに合わせた対策を

脇汗は量こそ少ないものの、出やすくて乾きにくいという厄介な特徴があります。一方で、多くの人が抱える悩みだからこそ、対策できるアイテムも充実しています。衣類の汗染みを防ぐ「物理的なブロック」、汗が出る前の「予防ケア」、汗をかいたあとの「においケア」を組み合わせて、上手に対応しましょう。

引用リスト

  • 汗はすごい(ちくま新書)
  • 汗っかき・多汗症で悩んだら最初に読む本(すばる舎)
  • 「ニオイ」は消える!(アース・スター・エンターテインメント)
  • トコトンやさしい消臭・脱臭の本(日刊工業新聞社)

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