頬のたるみは加齢によるものだけじゃない!原因と改善法

頬がたるんでいると、顔全体が老けて見られがちです。頬のたるみは年齢によるものだから仕方ない、と諦めていませんか?

実は、頬がたるむ原因は加齢だけではないのです。普段の表情や癖が、たるみの一因になっているとしたら…?諦めるのは早いですよね。。ここでは、頬がたるむ原因や改善法について紹介していきます。

目次

加齢だけではなかった!たるみの原因

年齢だからと諦めない!

頬のハリを支えるコラーゲンやエラスチンは、年齢とともに減少していきます。しかし、ハリが失われて頬がたるんでしまうのは、加齢だけが原因ではありません。

実は、普段の姿勢や知らず知らずのうちに浴びている紫外線、乾燥なども頬がたるむ原因となるのです。ここでは、加齢以外で頬がたるむ原因について詳しく紹介していきます。

1) 姿勢

デスクワークやスマホの操作で、知らないうちに猫背になっていませんか?猫背は、頬がたるむ原因の一つなのです。なぜかと言うと、猫背になってしまうと、背中が丸まって顎が突き出た状態になります。すると、首の後ろ側の筋肉が縮んでしまい、頬が下方向に引っ張られるので、自然と口角が下がり、たるみを引き起こしてしまうためです。
デスクワークやスマホの操作で、猫背が癖になっている人は要注意です。一度、自分の姿勢を見直してみましょう。

2) 紫外線

紫外線ダメージも、頬がたるむ原因となります。ここでの紫外線は、日差しの強いときに浴びるUV-B(レジャー紫外線)ではなく、曇り空や室内にいても浴びてしまうUV-A(生活紫外線)を意味しています。UV-Aは波長が長いので、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンが存在する真皮にまで到達します。
紫外線ダメージによって線維芽細胞が破壊されると、コラーゲンやエラスチンをうまく合成できなくなり、その結果、頬がたるんでしまうのです。UV-Aは季節を問わず、継続して降り注ぐため、普段からUV 対策を行っていない人は注意が必要です。

3) 乾燥

肌は、約28日周期で表皮が生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。このターンオーバーで内側から新しい肌を作り出し、肌のうるおいやハリをキープしています。しかし、空気の乾燥による皮脂の分泌量低下や、ターンオーバーの乱れによってバリア機能が低下すると、角質層の水分がどんどん蒸発し減少していきます。そうすると真皮で水分を保つことができなくなり、負担がかかってしまいます。
皮膚のクッション機能の役割や、弾力を維持する機能も衰え、その結果頬のたるみが起きてしまうのです。毎日のスキンケアで保湿をしっかり行えているか、見直してみましょう。

4) 甘いものの摂り過ぎ

肌にはコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質が多く存在します。甘いものの摂り過ぎなどによって、代謝しきれなかった糖分が体内のタンパク質と結びつくと、細胞が糖化してしまい、肌の弾力が低下したるみへと繋がります。また、それだけではなく、黄ぐすみの原因にもなるため、透明感が失われてより老けて見えるように。食生活の改善や適度な運動により、肌の糖化を防ぎましょう。

5) 顔のむくみ

顔のむくみは、体内に余分な水分や老廃物がたまっているサインです。余分な水分や老廃物を排出させないと、肌に重力がかかって全体的に下垂し、頬がたるんでしまいます。顔のむくみは代謝が滞っている証拠なので、エクササイズで表情筋を鍛える、また、リンパマッサージで老廃物を除去するなどしましょう。

6) 表情筋の衰え

近年、インターネットやスマホの普及で、表情を動かす機会が減っています。表情を動かさないと表情筋が衰えてしまい、筋肉が脂肪に変わることで頬がたるんでしまうのです。デスクワークやスマホの操作などにより、表情を動かすことが減っていると感じる人は、表情エクササイズで表情筋を使い、頬のたるみを予防しましょう。

これで解決?!頬のたるみの改善法

老け顔に見られがちな頬のたるみですが、セルフケアで改善が期待できます。特に、リンパマッサージやツボ押しなど、今日からでも実践できる改善法に注目です。ここでは、頬のたるみを改善する方法について詳しく紹介していきます。

1) リンパマッサージ

リンパマッサージ

顔は皮膚のすぐ下に表情筋がついています。リンパマッサージを行う際は、皮膚と一緒に筋肉がずり落ちてたるみにならないよう、適切な方法でマッサージを行ってください。ポイントは、リンパの流れに沿って老廃物を促すようにマッサージすること。滑りを良くするために、マッサージクリームや乳液などを使用しましょう。ここでは、老廃物を流す基本的なリンパマッサージを紹介します。

耳下腺リンパ節や後頭リンパ節、顎下リンパ節などを、指の関節を使ってほぐしていきます。

顔の外側に向かって、軽く圧をかけながらマッサージしてください。

耳下から首筋に向かって上深頸リンパ管を押し流しましょう。

2) 舌回し運動

舌回し運動

たるみの解消には舌回し運動も効果的。舌を回すことで表情筋を大きく使うことができ、脂肪を減らせるため、たるみの予防・解消が期待できます。やり方も簡単なので、ながら運動にもぴったりです。

口をしっかり閉じ、舌先を歯茎の表面に沿って右方向にぐるりと回します。

右回り、そして左回りをそれぞれ3回繰り返してください。

3) ツボ押し

ツボ押し

両目と鼻の間にある「晴明(せいめい)」というツボは、血行を促進し、たるみやくすみを予防・解消することができます。ツボの場所を覚えたら優しく刺激して、たるみに働きかけてあげましょう。目の周りは皮膚が薄く、非常にデリケートなので、力を入れすぎないようにツボ押ししてください。

両目の目頭と鼻筋の中間にあるへこみが「晴明」です。

親指と人差し指で鼻筋をつまむようにして、2つのツボを同時にほぐしてください。

日々の生活で気をつけること

日々の生活で気をつけること

頬のたるみは、日常生活の仕草や癖によって引き起こされる場合があります。ここまでは、たるみの解消法について紹介してきましたが、ここでは、普段の生活で実践できるたるみ予防のポイントについて紹介していきます。

1) 姿勢をよくする

パソコンでの作業やスマートフォンの操作は、視線が下に向きがちで頬がたるむ原因になります。普段から椅子に深く腰掛けている人は、椅子に尾てい骨(お尻の骨)を乗せるようなイメージで座ると、背筋が伸びて正しい姿勢をとることができます。また、両足の裏を床にぴったりくっつけて、足首と膝が直角になるように座ると、より正しい姿勢をキープすることができるのでおすすめです。

2) 食べ物をよく噛む

食べ物をよく噛むことにより、自然と表情筋を鍛えることができるので、たるみの予防に効果的です。ダイエットや食欲のない時は、スープや野菜ジュースなどの流動食に走ってしまいがちですが、できるだけ、噛みごたえのある食材を意識して摂るようにするのがポイントです。レンコンやこんにゃく、ごぼうなど硬い食材を大きめにカットして、食事の時に顎を使う癖をつけましょう。

3) 紫外線対策を行う

先に述べたように、紫外線は、真皮のコラーゲンやエラスチンにダメージを与えて、たるみを引き起こすので注意が必要です。また、肌のうるおいやハリをキープして老化を防ぐためにも、紫外線対策は重要になります。日焼け止めや帽子などで紫外線対策を行い、肌を守りましょう。

年齢だからと諦めない!

年齢だからと諦めない!

頬がたるんでしまうのは年齢のせいだから仕方ない、と諦めるのはまだ早いです。頬のたるみは、高級化粧品やエステ、美容整形などに頼らなくても、日常のちょっとしたこころがけで予防・解消することができます。

普段の生活を振り返りながら、今すぐにでもたるみ解消法を実践してみましょう。

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