2022.06.28
加齢で徐々に開いてしまう毛穴。原因は肌のたるみ・ハリ弾力不足によるものです。スキンケアで引き締めることも可能ですが、それだけでは不十分です。肌にハリを与え、コラーゲン生成を助けるマッサージから毛穴隠しメイクまで。年齢毛穴対策をまとめました。
毛穴が開く原因は大きく分けて2つ。加齢で肌の弾力がなくなって頬がたるむことによる「たるみ毛穴」、乾燥・皮脂の過剰分泌で毛穴がすり鉢状に開く「開き毛穴」です。
別名「涙型毛穴」と呼ばれ、たるみが出てくる目の下からほうれい線あたりに目立つのが特徴です。
外的刺激や年齢を重ねることで、お肌の中にあるバネの元になるエラスチンが減少し、弾力が失われます。お肌がたるみ、頬が下に下がることで毛穴も垂れ下がった涙型に広がり、目立つようになります。
肌の乾燥が原因、もしくは生まれつき皮脂が多い方は、皮脂が過剰分泌することで、毛穴がすり鉢状に開いてしまう「開き毛穴」が発生します。主に頬骨の下あたり、頬ニキビが発生する場所に多く見られます。
加齢で開き毛穴が見られる方は特に、肌の乾燥が原因で、肌のバリア機能を復活させようと皮脂が過剰分泌される傾向が見られます。皮脂で繰り返し毛穴が詰まることに加え、たるみ毛穴同様に肌の弾力不足により徐々にすり鉢状になり、戻らなくなっていきます。
2つの毛穴の開きですが、どちらも肌のハリ・弾力不足が大きな原因の一つです。肌内部のうるおいを閉じ込めるスキンケアに加え、毛穴の引き締め、そして肌の弾力をアップするためのリフトアップマッサージを組み合わせることが大切です。
頬の毛穴を目立たなくするために必要なケアをステップでまとめました。それに加え、「たるみ毛穴」「開き毛穴」2タイプ別のスキンケアを合わせてお試しください。
たるみ対策としてビタミンC誘導体、紫外線対策の強化、マッサージやツボを押しで活性化する、表情筋を鍛えるなどお肌のハリを保つ工夫が大切です。
洗顔料はきちんと泡立てて、刺激をあたえないようにしましょう。引き締めには水洗顔もおすすめです。洗顔後は毛穴を引き締める収れん化粧水がおすすめ。保湿をしっかり行い、バリア機能を高めるためにも、クリームなどで保護をするようにしましょう。毛穴の汚れを溜めないために、角質をやわらかくするピーリングや毛穴の汚れを落とすクレイマスクなど、週に1-2度行うスペシャルケアもオススメです。
毛穴の開きはスキンケアの見直しで根本から改善することが一番大切ですが、どうしても気になる場合やすぐに効果を感じたい場合には、メイクで目立たなくする方法もあります。いつものメイクに少し工夫を加えるだけで毛穴が目立ちにくくなります。陶器のような、なめらかなお肌を目指しましょう。
季節の変わり目など気温変化の激しい時期、夏の暑い時期でも空調による温度差があり、毛穴が開きやすい状況が揃っている現代生活では、毎日のケアによる毛穴のケアは欠かせません。今回紹介した内容を参考に今日からあなたも、ハリのあるなめらかなお肌を目指しましょう。