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あれ? なんだっけ?におすすめ

今すぐ・どこでもできる俳句脳トレ

ウェルエイジングな暮らし

2025.4.21

「最近、物忘れが増えた」「人の名前が出てこない」そんな人も多いはず。実はこれ、脳の衰えが原因のひとつなんです。そんな人におすすめなのが、日々の小さな気付きを言葉にして「俳句」を作ること。季節を感じ、「5・7・5」に収まるように言葉を考えることで、簡単に効果的な脳のトレーニングができるんです。上手に作れなくても大丈夫。過程を楽しむことが大切です。今日から俳句で脳トレを始めてみませんか?

今すぐ・どこでもできる俳句脳トレ
教えてくれたのは加藤俊徳さん
加藤俊徳さん

脳内科医・医学博士、加藤プラチナクリニック院長

『「名前が出てこない」「忘れっぽくなった」人のお助けBOOK』(主婦の友社)など著書・監修書は累計300万部を超える。

何気なく過ごしていると脳が衰える!?

物忘れを起こす記憶力の低下は、脳をあまり使わなくなることで進行します。例えば、人と話をする機会が減ったり、得た情報に対して、自分で考え、整理する機会が減ったりしていませんか。刺激や気づきが少ない毎日を過ごしていると、脳を使う機会が減り、記憶力がどんどん衰えてしまうことに。そうした事態を防ぐには、見たり、聞いたり、感じたりしたことを受け止めて考え、しっかり脳を使っていくことが大切です。

何気なく過ごしていると脳が衰える!?

ひと工夫で、普段の何気ない生活が脳トレに!

「脳を使うといっても、何をすればいいのかわからない」という方におすすめなのが俳句です。ネタ探しのためにいろいろな物や情報に触れて、時には外に出かけて季節の変化を感じるなど、日々のささやかな出来事が脳全体を使うきっかけに繋がります。自分の体験をどう伝えるか、そのためにどんな言葉を使うかを考えることこそが、脳トレになるのです。俳句を作る脳トレは、ひとりで気軽に始められるうえ、どこでも手軽に楽しめるのもおすすめポイントです。

ひと工夫で、普段の何気ない生活が脳トレに!

俳句が脳トレにぴったりな3つのポイント

俳句が脳トレにぴったりな3つのポイント

好きなものを季語にして始める 実践!簡単脳トレ俳句

教えてくれたのは神野紗希さん
神野紗希さん

俳人。日本経済新聞俳壇選者

俳句雑誌「noi」代表。現代俳句協会常務理事。俳句を使った地域振興の企画も手がけるなど、幅広く活躍中。近著にエッセイ集『アマネクハイク』(春陽堂書店)など。

俳句は音数が少なく初めてでも作りやすい!

俳句とは、「5・7・5」のリズムに乗せ、季節を表す「季語」の力を借りて詠む、世界で一番短い詩です。まずは季語を入れて、17音にまとめてみましょう。例に挙げた句では、夏の季語「薔薇」を使い、強い日差しの中での薔薇の生命力と、作者の集中力が表現されています。このように、季節感とともに鮮明な情景を詠むことができます。

俳句の例 太陽に最も近き薔薇を剪る

「花」をテーマに作ってみましょう

花」をテーマに作ってみましょう

【実践1】

まずは季語を決めます。試しに季語になることが多い「花」をテーマにしてみましょう。難しく考えず、好きな「花」で考えるのがおすすめ。季語が決まると、句のイメージが浮かびやすくなります。

問:どんな花が思い浮かびますか?

  • 好きな花は?
  • 花屋で目につく花は?
  • 散歩中に見つけた花は?

【実践2】

季語にまつわる出来事を思い起こしてみましょう。景色だけでなく、自身の記憶を辿り、情景を思い浮かべれば、素敵な言葉が見つかります。

問:その花の思い出は?

  • 誰と見た?
  • どこで見た?
  • いつ見た?
  • どう思った? など
花」をテーマに作ってみましょう

  1. 紅薔薇に夕空のいま崩れそう
  2. 子と歩く薔薇の赤褒め雲を褒め
  3. 白薔薇の香よ学友の葉書来る

解説

は夕焼けの美しい景色、は子どもと過ごした記憶、は懐かしい旧友との心の交歓といったように同じ季語でも句の印象は大きく変わります。経験を振り返ったり、想像力を膨らませたりすることが脳トレになります。

【脳トレポイント】主観的な形容詞を控え、具体的な言葉にする

俳句の楽しみのひとつが、読み手が想像力を広げられること。そのため主観的な形容詞を控えるのがポイントです。たとえば「おいしい」「美しい」といった言葉に頼らず、感情を感じ取ってもらう具体的な表現を考えてみましょう。

 美しく青空に咲く朴(ほう)の花
 美しく青空に揺れ朴(ほう)の花
 青空に風吹きわたる朴(ほう)の花

※朴:夏の季語

解説

花が咲いていることは前提として省略し、「どのように咲いているか」を具体的に表現することで深みが生まれます。また、「美しい」という形容詞は抽象的なため、風や光、動きなどを使って具体的に伝えましょう。

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