私らしい日々をもっと輝かせる

エレガントで凛とした美しさを放つ花、カラー。
「乙女のしとやかさ、すばらしい美、夢のように美しい」という花言葉と、
いろどり豊かに
毎日を楽しむ女性たちのイメージを重ね、
「COLARs」という言葉を作りました。
“私らしさ”を大切に、毎日をもっと輝かせるヒントをお届けします。

Topics

日々の食事のように、
乾燥ケアを大切に

Writer
ビューティエディター 松本千登世さん

松本千登世さん/ビューティエディター

雑誌・単行本などを中心に活動。
『もう一度大人磨き 綺麗を開く毎日のレッスン76』(講談社刊)、『「ファンデ―ション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる「いい加減」美容のすすめ』(講談社刊)

「後追い」でなく、「先回り」。ダメージを跳ね返す肌を作る「乾燥ケア」こそが、何よりのエイジングケア

ビューティエディター 松本千登世さん

 年齢を重ねるほどに、気になる悩みは増えるばかり。あっ、ここにシミ。あっ、ここにシワ。なんだかくすんでるみたい、なんだかたるんでるみたい。何とかしたいと焦ってケアするのに、ひとつ、またひとつと肌に記憶されていく……。ときどき、想像するのです。ああ、こうして10年後、20年後の「顔」ができあがっていくのだって。
 でも、でも……! 悩みが増えたからこそ、諦めとも開き直りとも違う、確固たるスキンケアの「姿勢」が生まれた気もしています。老化のサインを「後追い」すると、悩みを探し、数えることになる。「好き」よりも「嫌い」を見つけるなんてもったいない! そうだ、老化のサインに「先回り」しよう。スキンケアをこんなふうに捉えることで、それまでが嘘のように、楽になったのを感じているのです。
 後追いでなく、先回り。体の不調を覚えてから薬を飲むのでなく、日々の食事で健やかさを育んでおく、みたいな。それこそがまさに、私にとっての「乾燥ケア」です。乾燥しない肌=健康な肌、丈夫な肌。潤いと弾力に満ち満ちて、伸縮自在な肌。だから、日々のダメージを跳ね返す肌、老化のサインを刻みにくい肌に違いないのです。

甘く見てはいけないマスクが招く肌トラブル

ビューティエディター 松本千登世さん

 誰も予想しえなかった、マスク生活。長く続くほどに、肌へのダメージを訴える人が増えていると聞きます。取材でお目にかかる女優やモデルの女性たちも、美容のプロである仕事仲間も皆、口を揃えて「乾燥しない?」。乾燥のみならず、かさつき、ごわつき、そして、ある人は肌荒れ、ある人は吹き出物と、それぞれにトラブルを抱えているようなのです。
 それはいったいなぜ……? マスクをしている最中、自分の呼気や汗で蒸れていることを、潤っているかのように感じるけれど、マスクを外したときに、急激に水分が蒸散し、かえって乾燥が進むのだと言います。加えて、マスクの摩擦や着脱による蒸れや乾きによって角層がダメージを受けることで、肌を乾燥から守ってくれるはずのバリア機能が低下しているのだとか。つまりは、マスクの下は、肌にとって「過酷」。トラブルを起こしやすい状態なのです。秋、冬と、季節が進むにしたがって、さらに悩みは深刻に。それでは、肌荒れや吹き出物はおろか、マスクで隠されている顔の下半分から、知らず知らずのうちに老化が進む可能性だってあるのです。
 だからこそ、トラブルを起こす前に、老化サインを刻む前に、先回り。水分も油分もたっぷりと補い、巡らせ、満たすこと。日々の丁寧な乾燥ケアが、何よりのエイジングケアと心得て。

朝、昼、夜、そして朝と、潤いを繋げるケア

コットンを4枚に裂き、額・頬・顎に乗せます。手の温度で優しく包むと効果が高まります

 そこで、私が行っている乾燥ケアをご紹介したいと思います。これといって目新しいことはないのだけれど。
 まず、毎朝晩の習慣にしているのは、「ローションパック」です。大きめのコットンを水で湿らせ、軽く絞ったあと、お気に入りのローションを数滴垂らし、なじませます。そして、コットンを薄く4枚に裂いて伸ばしながら、額に1枚、両頬に1枚ずつ、顎先を挟むように1枚と、貼り付けるだけ。あとは3分間放置するだけ。コットンの上から手のひら全体で覆うようにして適度な圧をかけ、「温感パック」するもよし。貼りつけたままコーヒーを入れたり、メールを打ったり「ながらパック」するもよし。3分間の使い方は、自由自在。角質層が潤いで満たされるから、瞬時にぱっと明るく、もちっと弾む。継続するほどに、朝の潤いが夜に繫がり、夜の潤いが朝に繫がり、次第にいつも満たされた状態に。やがて、潤いによる明るさや弾力が自分のものになっていくのを実感するはずです。

乾きを感じたら、すぐにアクション。簡単な+αのお手入れを。

ジェルやミルク、クリームを塗って3分放置。あとはマッサージでなじませます。おでかけ先では、ジェルやクリームをメイクの上に薄く伸ばして優しくプレス

 次に、潤いがぎゅっと詰まったジェルやミルク、クリームを使った「パック&マッサージ」。普段の使用量よりも多めに手に取り、少し厚めに肌全体にのばします。特に乾燥しやすい目の下や口まわりには、さらにひと塗り重ねて、これもまた、3分間放置。その後、両手のひらで覆うようにして、大きなストロークでマッサージをしながらなじませます。乾いたと感じたら、朝でも夜でも。朝、メイクをする前なら、なじませた上からローションを含ませたローションでパッティングをして整えたり、再度ローションパックをしたりして、べたつきを抑えます。
 もし、マスク生活で潤いが長持ちしないと感じているなら、潤いの「おやつ」をぜひ。その場合は、ジェルやクリームを手のひらに薄く薄くのばして、メイクの上から肌全体を覆ってプレスするように補給。一気に与えるのでなく、少しずつ少しずつ補うことで、メイクとほどよくブレンドするのが、失敗しないコツです。

ビューティエディター 松本千登世さん

 そして、もうひとつ、乾燥を防ぐために必要なのは、「血行」。意外と思う人もいるかもしれないけれど、血液の流れが悪くなると、肌に必要な栄養や酸素が届かないから、乾燥がひどくなるのです。
そのために私が心がけているのは、全身の血液を巡らせるための、ちょっとだけ散歩とぬるめ×長め入浴。どちらも無理なく続けられる方法。一日に一度は「血を巡らせる」という意識を持って、スイッチを入れることで、乾燥しにくい肌に近づくはずです。

ビューティエディター 松本千登世さん

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